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AGA(男性型脱毛症)

AGA(男性型脱毛症)について

AGA(男性型脱毛症)は、成人男性にみられる進行性の脱毛症です。主に生え際や頭頂部の髪が薄くなるのが特徴で、遺伝的要因や男性ホルモンの影響で起こります。

男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロンに変換されます。このホルモンが毛乳頭細胞(髪の毛を作る細胞)に作用することで髪の毛の育ちが悪くなります。特にⅡ型5α還元酵素は前頭部や頭頂部に多く分布しており、この影響で毛髪の成長サイクルが乱れ、薄毛の進行が起こると考えられています。

処方上の注意

  • 当院で取り扱う医薬品は全て日本国内で承認された医療用医薬品です。
  • AGA治療をご希望の患者さまに対して、以下の医療用医薬品を自由診療(自費診療)として処方しております。
  • 処方に関しては、医師の診察を受けた上でのみ可能です。
  • 診察は対面診療のほか、オンライン診療でもいたしますのでお気軽にご相談ください。
  • 費用に関しては、薬代のみとなります(診察料はいただきません)。
  • お薬は、対面診療の際はその場でお渡しとなります。オンライン診療の際はご自宅に郵送させていただきます(※別途、郵送料800円頂戴します)。

当院で処方する医薬品

デュタステリド0.5mgZA「トーワ」(ザガーロ®後発)

内容量:30錠/箱(1日1回1錠 30日分)

価格(税込):¥8,000

デュタステリドは、AGAの原因となるジヒドロテストステロンが作られるのを抑える薬です。毛乳頭細胞の5αリダクターゼ(I型とII型)という酵素の働きを阻害します。これにより、ジヒドロテストステロンの濃度が下がり、毛髪の成長が促され、脱毛が進行しにくくなります。性機能関連の副作用(性欲減退、勃起不全など)が報告されています。

フィナステリド1mg

内容量:30錠/箱(1日1回1錠 30日分)

価格(税込):¥8,000

フィナステリドもデュタステリドと同様にジヒドロテストステロンが作られるのを抑えます。フィナステリドが阻害するのは主にII型5αリダクターゼのみです。ジヒドロテストステロンが作られるのを抑えることで、毛髪の成長サイクルを正常にし、脱毛の進行を遅らせる効果が期待できます。長期的な服用で効果が出ることが示されています。デュタステリドと同様に性機能関連の副作用が報告されることがありますが、その頻度は低いとされています。

※これらの薬剤はすべて販売目的ではありません。

※掲載内容は、AGA治療を検討されている方が自ら求めてアクセスされる情報提供を目的としています

副作用

  • 性欲減退
  • 勃起機能の低下
  • 乳房のはり
  • 肝機能異常
  • アレルギー症状(発疹、かゆみなど)

※上記の症状が出た場合は服用を中止し、速やかに医師にご相談ください。

注意事項

  • 効果には個人差があることをご理解ください。
  • 医師が診察のうえ、副作用リスクや他の服薬との相互作用を含めて処方可否を判断します。
  • 妊娠中の女性や小児には使用できません。

お問い合わせ

ご不明なことありましたら、こちらよりお問い合わせください。

(当院LINEへ遷移します。)

 

【参考文献】

日本皮膚科学会. 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版. 日本皮膚科学会雑誌, 127(5), 1269-1302, 2017.

Olsen, E. A., & Messenger, A. G. (2012). Dutasertide in the treatment of men with androgenetic alopecia. Journal of the American Academy of Dermatology, 66(5), 827-832.

Urysiak-Czubatka, M., Kmieć, M. L., & Broniarczyk-Dyła, W. (2014). Assessment of the usefulness of finasteride in the treatment of androgenetic alopecia. Advances in Dermatology and Allergology, 31(6), 337-340.

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