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日本のインスリン療法と世界の違い:インスリンポンプは普及するのか?

日本では、インスリン療法としてペン型注入器を使った皮下注射が主流となっています。

しかし、世界を見渡すと、インスリンポンプを使用する患者さんが急増しています。

例えば、米国では12歳から26歳の1型糖尿病患者の50%以上が、インスリンポンプを選んでいるのです。

さらに、ドイツやオーストリアのデータによると、1995年にはわずか1%だったインスリンポンプの使用率が、2017年には53%にまで上昇しており、特に若年層でその利用が増えています。

15歳未満の1型糖尿病患者に至っては、過半数がインスリンポンプを利用しているという報告もあります。

では、日本の1型糖尿病患者さんの中で、インスリンポンプを使用している人はどれほどいるのでしょうか?

残念ながら正確なデータは存在しないものの、数%程度に留まっていると推測されます。

特に小児患者さんには一定の使用が見られますが、年齢が上がるにつれてその数は減少し、高齢の患者さんでインスリンポンプを使っている方は非常に少ないのではないでしょうか。

現在、日本で使用できるインスリンポンプは3種類です。当院では①ミニメド780Gシステムを取り扱っています。

①ミニメド780Gシステム糖尿病リソースガイドより転載)

②メディセーフウィズ糖尿病リソースガイドより転載)

③トップ シリンジポンプ TOP-8200株式会社トップHPより転載)

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